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さて、この家どうしよう? 老後に備え考えるべきこととは?

高齢期といわれる年齢にさしかかったときには「自分が亡くなったあとマイホームはどうするか?」が問題となって来ます。

「あとは残った家族に家の処分を好きなようにしてもらおう」などと軽く考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分の死後に家をどうするか計画しておかないと、残されたご家族に大変な苦労をかけることになってしまいます。

「それはいよいよとなってから考えよう」などとは言わずに、なるべく早い時期から残ったマイホームをどうするかを考えておきましょう。今回は、自分の死後に家が放置された場合の問題や、老後の家の処分方法・生前にできることなどについて、残されるご家族の立場をふまえて解説します。

1.持ち家を所有し続けたときの問題は?

「自分の死後は遺族が好きに不動産を処分するだろう」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし、生前に所有している不動産の処分についてしっかりと決めておかないと、さまざまな問題が生じてしまう可能性があるのです。
 
では不動産を処分せずに所有し続けていると、どのような問題が起きるのか具体的にみてみましょう。 
 
① 不動産としての価値がなくなる
 
人が住まず空き家になってしまうと家の老朽化は一気に進みます。放置すればするほどどんどん商品価値が下がってしまいます。
所有者が亡くなったあと、何もお手入れされていなかった家を売却しようとしても、査定価格が周辺相場より低かったり、売却の取扱い不可と判断されたりしてしまうかもしれません。かといって、キレイにするため新たにリフォームをするにしても決して安くない費用がかかります。
 
② 「特定空き家」は固定資産税が6倍に!
 
残された家を遺族が何も手をつけずそのまま放置されているというお話もよく聞きます。しかし、たとえ誰も住んでいない空き家であっても固定資産税の対象になるため、相続人は税金を支払い続けなくてはいけません。
固定資産税は、一般的には「居住用の住宅」であれば減額の優遇措置を受けています。しかし、完全な空き家状態となり放置されて荒廃して倒壊の危険性などが生じて「特定空き家」に認定されてしまうと、固定資産税は通常の6倍もの額になってしまいます。これではせっかくのご資産が「負動産」になってしまいます。
 
③ 不法投棄や悪臭・害虫の発生源に...
 
生前はどんなにきれいに維持管理してたとしても、空き家として放置されてしまうとどんどん老朽化が進んでしまい、廃墟と化してしまいます。するとどんな問題が生じるでしょうか?
 
・景観の悪化
・劣化による倒壊の危険性
・悪臭・害虫の大量発生
・不法投棄の多発でゴミ屋敷になってしまう
・第三者の立ち入り・犯罪の発生
 
税金の支払いなどは残されたご遺族だけの問題ですが、持ち家が廃墟と化してしまったときには近隣にお住まいの方々に多大なご迷惑をお掛けしてしまいます。強風などで破損したものが周囲のお宅に当たって大きな損害を与えてしまったり。木や塀が倒れて通行人に怪我をさせてしまう可能性もあります。
 
 廃墟と分かるとゴミなどを不法投棄する不届き者もいます。ゴミ捨て場となってしまうと周囲の景観にまで悪影響を与えてしまいます。結果「ここは環境の悪い場所だ」と地域の評価も下がってしまいます。
害虫や野生動物の住処となる場合もありますし、知らない人が勝手に入り込んだりして犯罪の温床になってしまうことも起こり得ます。
 
そうなってしまった場合、いざ処分をしようとしたときに膨大な時間と費用を要してしまいます。そもそも自分のものではない不法投棄されたゴミを、お金を払って処分しなければならないのは納得できないですよね。
 
 

2.持ち家の処分方法

現在住んでいる家を自分の死後にどうするかを決めておかないと、ご遺族にとって家が「負動産」となる危険性があります。

つまり生前のうちに家の処分についてしっかりと決めておくことが大事なのです。では家の処分にはどのような方法があるのでしょうか?

ここでは代表的な家の処分方法を4種類ご紹介します。

 

① 売却

家の処分方法として最もオーソドックスなのが「売却」です。三浦半島一円では売却金額は購入時よりも下がってしまうのはやむを得ません。それでも決して安い金額ではないまとまったお金が入手できるので、老後の生活の大きなプラスになってくれるはずです。また、家という不動産を手放すことで、その家にかかる税金の支払いや家の手入れなどからも解放されます。

ただし、売却はメリットがある反面、次のようなデメリットもあります。

・住み慣れた居住空間を手放すことになる

・必ず売れるとは限らない

・住み替え先探しや引越しなどに労力と資金が必要になる

 

② リフォームして資産価値を高めておく

ご遺族に将来住んでもらうため、あるいは売却する際の資産価値を上げるために、長年住んでいた家をリフォーム・リノベーションする方法もあります。長年の居住により経年劣化した家が新築同様に生まれ変わりますが、費用がかかるのがデメリットです。

 

③ 賃貸物件として貸し出す

賃貸物件として人に貸すのも、家を処分する手段の一つ。毎月の家賃を支払ってもらうため、定期的な収入を得られるのがメリットです。ただし、借りてもらうにはある程度きれいにリフォームしなければなりませんし、建物や住宅設備などの維持・保守などは大家さんの責任ですので、出費が生じることも考慮しなければなりません。

 

④リースバック

自分の家を売却したあと賃貸物件として今度は「借りて住む」リースバックという方法もあります。売却時にまとまった資金が入手出来るうえに同じ場所に住み続けられるので、老後の資金の一部として蓄えたり引越しなどの手間がかからないことがメリットです。また、自分が所有する物件ではなくなるため、税金の支払い義務やメンテナンスからも解放されます。しかし、賃貸なので毎月家賃を支払う必要がありますし、住んでいられる期間が限定される場合もあります。また、リースバック会社の買取価格は一般的には普通に「売却」するより低い価格となってしまいます。

3.残されたご遺族のために!老後の家の対応

老後や自分の亡きあとに家の処分をどうするかを考えておかないと、家が「負動産」となってご遺族に大きな苦労をかけてしまいます。残されたご遺族に負担をかけないよう、早い段階で準備をすることが大事です。
 
ここからは、家の処分において重要な2つのポイントをお伝えします。
 
 
① 普段から断捨離をしておきましょう
 
引っ越すと決まって荷造りを始めると、つい「これは新婚当時の思い出の品」や「子供達のお気に入りだったおもちゃ」などが出てきて、都度作業する手が止まってしまったりするものです。思い出に浸ってしまい時間がいくらあっても足りない...となっては大変です。できるだけ普段から「取っておくもの」「捨てるもの」を仕分けしておく習慣をつけておきましょう。
 
「どれも捨てられない」といっても荷造りに手間と時間もかかりますし、引っ越し費用も多くかかってしまいます。また引っ越し先のスペースも限られているでしょうから、すべてを運び込むことはできないでしょう。
 
普段から断捨離するのは苦手という方でも、売却することを決めた時点で「引っ越し先に持っていくもの」「捨てるもの」「リサイクルショップなどに売るもの」などに分別しておくのがおすすめです。
 
 
② 引っ越し先の住環境を見極めよう
 
歳を取ってからの住み替えは、新しい住環境に対する適応力が若い頃より衰えているため、なかなか慣れることができずストレスが溜まってしまう場合があります。心のどこかに家を売ってしまった後悔の気持ちがあったりするとなおさらです。新しい人生のスタートをワクワクする気持ちで迎えられるよう、住み替え先選びは慎重に行いましょう。普段のお買い物はもちろん、朝・昼・夜の周辺環境の変化などもチェックしてください。

4. まとめ

自分の老後・死後に残った家をご遺族が放置してしまうと、経年劣化や廃墟化によって資産価値がなくなってしまい、また近隣にお住まいの方から苦情が来るなどの深刻な問題が生じかねません。

残されたご家族が困らないように、老後の家の処分はどうしたらよいのか、処分にはどのような方法があるのかを考えておきましょう。

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