冬だからこそ売却活動をスタートしよう！　その理由とは？

寒い冬はできれば暖かい場所から動きたくないですよね？何事も億劫になってしまうものです。現在住んでいる家を売却する場合には引っ越しなどの重労働もともなうため、「動きやすい暖かな季節のほうがいい」と思っていらっしゃいませんか？しかし、冬に売却活動を行なうのはメリットがあるんです！

ここでは家などの不動産を冬に売却する場合にはどんなメリットがあるのか？売却するための手順は？などについて詳しく解説していきます。家の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

家などの不動産を処分しようとした場合、「なんか面倒くさそうだからそのままにしておく」「人に貸す」といった選択肢もあります。

しかし、以下のような理由から、売却するのがおすすめだといえます。

・売却するとまとまった資金が入手できる

・いままでの暮らしをリセットして、新しい生活へ切り替える区切りになる

・税金の支払いが必要なくなる

様々な事情により新生活を始めようと考えている方にとって、今後の生活のためにはどうしても資金が必要になってきます。所有している不動産を売却すれば、ある程度のまとまった資金を手に入れることができます。

新しい生活へ気持ちを入れ替えるためには、今住んでいる家を思い切って売却して処分するという方法がおすすめです。

また、不動産を所有していると固定資産税などの税金が発生しますが、売却して不動産を手放せば、納税義務からも解放されます。

ではなぜ寒い「冬」に売却活動を行うとよいのでしょうか？それはズバリ「春の新年度を迎える前のシーズン」だからです！

新年度からの転勤や転職、子供の入学・入社などの新生活に向けて、不動産業界は１～３月に年間で最も大きく動く「繁忙期」を迎えます。引っ越し業界もしかりです。

住み替え先を探す人が多い時期に売却活動を行えば成約率が高まります。また、ご自身の住み替え先も物件が多ければ探しやすいですよね？

つまり「冬」こそ売却活動を行うベストなシーズンなのです！

はじめて不動産売却を行なうときには、どんな流れで進めればよいのかがわからない方も多いでしょう。スムーズに売却を進められるよう、あらかじめ不動産売却の手順を把握しておきましょう。簡単な流れは下記のとおりです。

1.売却スケジュール・周辺相場を確認

一般的に売れるまでにどれくらいの期間がかかるのか、周辺の相場はいくらくらいなのかを自分で調べてみましょう。

2.不動産会社へ査定依頼をする

複数の不動産会社に机上査定をしてもらい、その中から好感度を持った会社に訪問査定を依頼しましょう。机上での査定額にこだわりすぎないのがポイントです。

3.不動産会社と媒介契約を結ぶ

売却を依頼する契約（媒介契約）を不動産会社と締結します。

4.売却活動

不動産会社に売却する不動産の情報をインターネットやチラシへ掲載してもらいます。内覧希望者が現れたら都合を合わせて実際に見てもらいましょう。質問を受けたら正直に答えてください。でも熱意のあまりしゃべりすぎは禁物です！

5.売買契約

価格や諸条件に双方が納得したら、所有者・買い手・不動産会社が集まり、売買契約書に署名捺印をして売買契約を行います。

6.引き渡し

売買契約書の引き渡し日にしたがって、売買代金と引き換えに不動産の引き渡しを行ないます。

不動産売却の手順については、他の記事で詳細を説明しています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

不動産を売却する際には、売り出しから引き渡しが完了するまでにかかる期間や、年間を通しての不動産需要の動向、思惑通りに進まない可能性についても把握しておくことが重要です。

 ここでは、売却にかかる期間や不動産の売れどき、売却時のリスクについてご説明します。

①売却開始～引き渡しまでにかかる期間を把握しましょう

不動産を売りに出してから、買い手への引き渡しが完了するまでにかかる期間は、およそ３ヶ月程度が目安といわれています。（買い手が住宅ローン利用の場合は更にプラス１ヶ月程度）

不動産は決して安い買い物ではありません。買い手はこれから数十年を過ごす住まいを探している訳ですから判断も慎重になります。売りに出してすぐに売れるとは限らず、「ようやく買い手が決まったのは売りに出してから半年後」といったこともあり得ます。また、必ず買い手が見つかるという保証もなく、最悪売れないということもあります。

いつまでに売れて欲しいのかを最初に決めて、そこから逆算をして準備を始めることが重要です。

なかなか売却が成立しない場合は、以下のような原因が考えられます。

・周辺の相場より価格が高い

・媒介契約をした不動産会社の対応や販売活動がよくない

・売却の段取りについて理解しておらず準備が整わなかった

不動産売却を成功させるためには、価格設定や不動産会社の選択がとても重要なことを知っておいてください。

②年度末2月・3月の繁忙期がターゲット

一般的に不動産売買の流通がピークを迎えるのは、新年度が始まる４月より少し前の２〜３月です。売却の時期を選べる場合はこの時期を狙って売りに出すとよいでしょう。

売り出してから物件引き渡し・売買代金の全額受領までにかかる期間を最短３～４ヶ月と想定し、逆算しながら準備を進めてください。

ただし、いくら年間で最も不動産のニーズが高まる時期であっても、必ずしも思った通りに売却が出来るという保証は残念ながらありません。「繁忙期に売却して得た資金を新生活で使おう」と予定していた場合、売却が成立しないと今後の生活に影響が出てしまう可能性もあります。

そのような失敗をしないために、プロである不動産会社に相談をして、売却開始時期や諸条件などについて必ずアドバイスを受けてくださいね。

③売却時のリスクをプロに相談！

不動産売却は当然「買い手」が現れなければ進みません。よって次のようなリスクが生じます。

・なかなか買い手が現れず売買契約が成立しないと、希望した時期までに売却した代金が得られない

・新しい住み替え先が見つからない

特にもっとも問題となるのが、自分の住み替え先が見つからないことです。家の売却が成立しても、次の住まいが見つからないと、住む場所が無くなってしまいます。

不動産売却は「相手あってのこと」ですから、すべて自分の思い通りにいくとは限りません。事前に「最悪のケース」も想定しておくことが大切です。また自分だけで考えずにプロである不動産会社のアドバイスをよく理解することも重要です。

想定される問題に対しての適切な対処方法などを提案してくれますので、不安なことは何でも不動産会社に相談してください。

不動産売却は売り出すタイミングが重要。その時期を逃さないためには逆算して売却活動を開始することがさらに重要です。

しかし「よし、売ろう」と決断してから物件を引き渡して代金を受け取るまでにはやるべきことが多々あり、様々なリスクも存在します。

でも売却開始から完了まで、あなたに寄り添いサポートしてくれる不動産会社がいれば心強いですよね？ 

ぜひ一度スムーズハウジングにご相談ください。きっとお役に立てると思います。